医療経営管理士を創ろうとしている人のブログ

もうすぐ医療経営管理士みおきょうこのひとりごと

医療経営管理士構想はAIありき

このあたりで、白状しておこうと思う。

 

今のところ、医療機関コンプライアンスチェック( https://www.instagram.com/p/Com4yJxBIQ0/ )として、労務・連携・設備・診療・財務の5分野を挙げている。
この中で、たたき台すら未だなく、他の分野と明らかに異なる扱いになりそうな分野がある。
それは、財務である。

なぜなら、自分の考えにおいて日本の医療の財務は、完全AI化することが最善で、遠くない将来、そうなると自分は思っているからだ。
もちろん、課題はあるだろうが、もはや、人を介さないほうがよいと考えるのは、日本の医療経営への疑問が多大な状態だからである。


本国の医療において大前提となるルール=医療法には、医業で利益を出すべからずと述べてある。
昨今の医療経営方面では、どういうわけか、いかに利益を出すかが医療経営スキルであるかのような考え方が流行している。
もちろん、国の財政は医療のことだけを考えてくれるわけではなく、医療費増大を考慮すれば、財務スキルは重要である。
ただ、その発揮の仕方を間違えているのではないだろうか。


メインアカウント( https://www.instagram.com/reel/CkQ6XX5B2-W/ )で述べているが、経営の目的が利益の追求にあったのは、旧時代のことである。
既に、よりよい社会への変革を共通認識として持ち、社会の中にある組織として経営方針を決めることは、当たり前に求められている。
このことは、世間一般もご存じだろうし、医療に限ったことでもない。

また、デジタル化によって、お金も従来より自由に移動し、人々の思いに沿って集まるようにもなっている。
最低限のお金が必要であるのは事実だが、多くの人が同じ思いを持って目的を共有するとき、より一層、お金は道具に過ぎなくなる。


例えば、診療所が大きな利益を出し、重症患者を専門的に診ている病院が赤字で、医療従事者の給与は上がるどころか下がっている職種すらある。
( https://www.instagram.com/s/aGlnaGxpZ2h0OjE3OTA2MjUxMDk3OTQ1NjY3?story_media_id=3328539892667759895_707147635&igsh=eDNmN2ljMm91d283 )
現状、こんな明らかな問題すら解消できないのが、日本の医療なのである。


医療費を適切に配分し、処理上のミスや不正を防ぎ、国のインフラである医療にかかる費用として、正確に医療費を把握する。
このために最も効果的な方法を考えれば、電子カルテに財務機能を搭載し、完全AI化かつ情報共有することだと、自分は考える。

という具合なので、将来的な財務のコンプライアンスチェックを考えると、請求した診療報酬が問題なく受け取れており、会計を監査で認められていれば、概ねOKだろうと思っている。
そもそも、パソコンの中で済む処理に、これからも人手をかけ続ける気満々で、違法に儲ける手段を講じられる仕組みにしておくこと自体、時代錯誤すぎるだろう。
とはいえ、現状が変わらないのは儲けたい人たちの声のほうが大きいからで、これも易々とは変わらないだろう。


ということで、現行の財務におけるコンプライアンスチェックリストをさっくり考案できる方、作ってもらえると助かります。

 

 

みおきょうこ@診療放射線技師 @Instagram
https://www.instagram.com/mioko1111/