今回は前回のつづきだが、脱線しすぎて2部編成になったため、以降簡潔にまとめたい。
「葬送のフリーレン」3月15日放送回Bパートを見て、次の行程はこれだろうと自覚した次第。
自分は約25年前に医療業界へ入った時点から、医療経営管理士の原型を自分の中に持っていた。
現時点まで、これを具現化するために、人と出会い、学び、コアとなる3部作を完成させることに意味があった。
これから先は、これまでに習得した知識を発揮し、医療経営スキルの素晴らしさとこれにマッチするであろう次世代の感覚を結び付けていく行程なのだろう。
述べるまでもなく、医療経営スキルは、カネを稼ぐことに目的があるのではない。
この内容については、メインアカウント(https://www.instagram.com/mioko1111/)のトップにあるリール「あなたのいいねが医療を変える」をご参照。
次の行程は、そのことを感覚的に理解できている次世代に、実際にはこうやるのだと見せていくということである。
念のために述べると、Over50がフラット型の職場を目指してます!と言っても、フラット型の本質を理解できていないことがほとんどなので、注意を要する。
偉い立場だけど現場をうろつきながら何でもやってます!みたいなのは、勝手に動ける立場を利用して役割を無視した結果だろう。
何でも理解できますよ!誰にでもやさしくしますよ!的アピールで自身は満足できるかもしれないが、それらは仕事上の成果に直結しない。
そもそも、必要な人材を育てていないから立場の異なる者が介入することになり、しかも、越権行為のその場しのぎで済ませている。
これは、組織の持続性も考慮しておらず、これこそがお前の役割だろーがと言わざるを得ない。
つまり、Over50の視点でいえば、明日も何でもやりますよ!と思っていても数分後に死んでいるかもしれないリスクに対し、具体的な対策を講じておくことこそがフラット型への第一歩である。
自分の考えはそういう具合なので、何でもやりますよ!みたいなのをフラット型だと言われると、心の底からうんざりする。
しかも、この認識にOver50が共感し合って、フラット型への理解を阻害するから、ますますどうにもならない。
たぶん、自分が思っていた以上にOver50の感覚の古さは深刻で、次の世代が背負っているギャップは大きい。
それの何が違うかを一行にまとめるとすれば、立場を使って自由に動いてフラットを作るのではなく、次世代においては、それぞれに与えられる役割に優劣はなく自ずとフラットになるのである。
仕事において成果を上げるのは、立場を利用することでなく、役割を果たすことだ。
めちゃくちゃ基本的な事項だと思えるが、どういうわけか、立場で仕事をやりたいOver50が社会的地位を得ている組織があまりにも多く、偽フラット型が多発する要因のひとつのようにも思える。
これも旧時代の名残と思うしかない。
そんな中でも、フラット型組織を前提とする医療経営管理士の価値を感覚でつかめるくらい博識なOver50は、ごく僅かだがいる。
そんな貴重なOver50には、次の行程においてもお力添えいただきたい。
人にはそれぞれやるべきことがあり、できないことはやるべきことではないからできない。
がんばればできるというような根性論で居座ると、次世代の突破を邪魔するに至ることも、併せて述べておく。
その根性論も、違うんで。そういう時代じゃないんで。
根性を発揮していただかずとも、全国民の賛同を得るべきタイミングにおいて、その一人として改めてご協力いただければ幸い。
こちらのことは、ご心配なく。
みおきょうこ@診療放射線技師 @Instagram
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