医療経営管理士を創ろうとしている人のブログ

診療放射線技師みおきょうこのひとりごと

医療経営管理士が守るもの 空気編

未来の国家資格者 医療経営管理士に伝えたいこと、を述べる。

 

先日、とあるクリニックへ行った。
そこは開業後1年程で、おそらく、こういうことである。
大規模病院で急性期医療に尽力してきた整形外科医が、年齢を増して体力面を考慮するに至り、高齢者の増加する地域でADLを上げることを次の目標として、開業。
その折、自己の至らない点を補えるスタッフを連れて辞め、共に新たな挑戦をしている。
そして、そこの放射線技師が退職することになり、急ぎ代員を要している。

 

あくまでも自分の感覚であるが、救急やopeの機能を有する医療機関と日常的な医療を提供する医療機関とでは、スタッフの発する空気感も異なる。
それらに優劣はなく、その場の緊張感やスピード感の違いの表れで、適性に反映される要素ではあろうが、どちらが正しいということでもない。
そのクリニックは、クリニックぽいポップなホームページであるが、真逆の雰囲気だった。

 

自分が何故そのようなことを感じたかというと、かかりつけ医の面談の割に、相手方の気合いが過ぎていたからだ。
特に、同席していたスタッフの、きちんとしなければ感が強すぎて、冗談言える気がしない級。
つまり、そこをかかりつけ医と認識するには職場としての緊張感が高すぎるというか、面談に気合い入りまくりだったので、珍しいと思いつつ、懐かしいとも感じた次第。
それは、ムダな緊張感でなく、一分一秒も気を抜かない系で、悪くはない。
だが、それを必ず求められる場所かというと、ちょっと違う気もするし、大概のクリニックはそこまで気合い入ってないというか、リラックス感のほうを重んじている。

 

面談前のやりとりにおいて、メールの署名にメインアカウントのリンクを貼っておいたが、おそらく、ご覧いただけていない。
どうやら、パート案件を承るつもりで来ている当方に、常勤としての勤務をお求めのようである。
ここで問題が発生することを、このブログの読者であればお気づきであろう。
そう、自分は遠くない将来、医療経営管理士創設に専念することになる。
つまり、自分がここに勤務すると、早々に辞めちゃう技師の2人目になる可能性がある。
ただ、これは確定事項ではなく、ガチ面談で言うのも少し違う気がしたし、急ぐのであれば一旦勤務という判断になるだろう。

 

自分が述べたいことの核心部は、ここからである。
自分は彼らの気合いに懐かしさを感じ、それに一生懸命さと尊さを感じた。
おそらく、自分が最もやりがいを持った仕事は、気合い入りまくりの環境にあり、自分もその頃の周りも、彼らと同じ空気感だったのだ。
そして、それは、未来の国家資格者である医療経営管理士が守るべきもののひとつである。

 

後編へつづく。 

 

 

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