医療経営管理士を創ろうとしている人のブログ

診療放射線技師みおきょうこのひとりごと

透明ブロックの正体

前々回あたりに、世の中にある流れについて述べた。
それだけを読むと、私が特殊な能力を持った者のように錯覚する方がおられるかもしれないが、私のスペックは標準範囲内であるし、未来が見えたり死者と話せたりするわけではない。
ただ、医療経営管理士創設の提案を語るとき、非科学的でありながらも述べておくべきことがもうひとつある。
今回も摩訶不思議を醸し出すかもしれないが、透明ブロックについて述べておく。

 

パブリック版で用いた図(https://www.instagram.com/p/CpgQ3HtLeY5/)では、医療専門職以外が担う領域を透明なブロックで表現している。
私の感覚においては、その中に水のようなものが静かに流れているため、薄いブルーに着色した。
これは、私が提案を考案する過程で、未来の医療の形として得たイメージである。

 

正直に述べると、法を表していることになっているにょろにょろのような棒は、本来、人間を表している。
また、3つのブロックはそれぞれ、医療現場・医療経営・事務方を表していると思われる。
よって、事務方には人が存在していないのが、私の得たイメージだったのである。

 

会話型AIが広く知られた現時点では、理解に至る方も多いだろうから、ここでは本来のイメージについて説明する。
医療機関を構成する人員という観点において、医療現場に人間が必要であることは当面変わらないだろう。
しかし、事務方の激変は、現時点でも確定的な状況だ。
医療事務や財務は早くからAIが代行するだろうし、人事を除くほとんどの労務も同様だろう。
カルテ等のデータ管理や診療報酬算定改定も、コード類を必要時に自動ダウンロードするようになり、人間が目にするのはAIが処理した結果のみになるだろう。

 

この流れの中で事務方に必要な人材は、主に2つへと絞られていくと私は考えている。
1つはAIを稼働するためのシステムを管理する者、もう1つは医療機関全体を丸く治めるための法的管理や改善を主導する者だ。

 

ということで、事務ブロックが透明なのは、その中身がAIだからだと考えられる。
そして、そのブロックのフレームとなるのは、現行の制度から言葉を借りれば医療情報システム安全管理責任者であり、その中心で柱として稼働するのが、医療経営管理士である。

 


みおきょうこ@診療放射線技師 @Instagram
https://www.instagram.com/mioko1111/

雷槍みたいな

最近、Instagramなどに登場している新規案件について、詳細はお知らせできる状態になった時点で投稿予定であるが、少し述べておこうと思う。

 

医療経営管理士創設の動きは最短最速を基本としているが、今回に限り必須ではない事項に時間を使っている。
これには明確なメリットをいくつか想定しているが、コスパから考えて3か月程度が限界なので、結果はどうあれ今回限りで延長もしない、たぶん。

 

例えるなら、進撃の巨人でいうところの雷槍に近い。
リヴァイならブレードでも負けないし、雷槍よりブレードのほうが汎用性高いけど、硬質化には雷槍あると早いよね、という感じ。
また、雷槍は使い方によって高い効果を得られるので、どのタイミングでどう使うかの戦略に意外性やおもしろみが生まれる。

 

とりあえず、これを得ることに成功した場合、特定分野に明確な効果を見込めるのは確かである。
他には、これを用いることによって医療経営管理士のコンセプトに現実味を感じてもらえる可能性があることや、事業化における財務上の利点等を考えている。
3か月チャレンジにしてはメリットが多いと感じる方もおられるだろうが、これには事前準備を要し、異常な密度の3か月になることが確定的なため、私自身の多大な覚悟を要する。

 

とりあえず、その3か月のための準備に1か月も要した。
当初、4か月の予定を立てていたが、最初の1か月は下準備に消費されたので、実際に使える期間は3か月弱になっている。

 

そこで、この3か月間、ブログの密度を下げることにした。
けど、月2回は投稿したいと思っている。

 

といういいわけを述べただけである。

 

 

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縄文人に出会った話

今回は、前回のちょんまげ話の余談である。

医療業界の労働問題を語るとき、やる気の搾取という言葉が登場するようになってから久しい。
これが何のことかは容易に想像がつくであろうけども、医療経営者が労働環境の改善を行わず、患者のためだと言って医療従事者に過酷な労働を強いることで医療機関を成り立たせている状態のことである。
バーンアウトや医療従事者のうつ増加に対し、世間から心配の声が出ている現時点においても、堂々とやる気の搾取を宣言している医療経営者に出会った驚きを述べる。

 

とある醫院(←保険医療機関名に非常用漢字を使っている時点で察するところがある)において、診療放射線技師の増員を考えているという話の中で、出てきた要点が以下である。
・1時間前入り+勤務時間+残業1時間以上を常としており高収入である
・医療事務の求人に応募者がないので診療放射線技師に医療事務を任せるつもりである
・医療従事者は患者の笑顔のために働いているのであるから自己犠牲は当然である
・医療経営を取り立てて学習する必要性はなく医療従事者の心持があれば成り立つ
・クリニック経営は個人でやっていることであるから国の方向性は無関係である

捏造を疑われるレベルの内容だが、これらを堂々と述べてしまう医療経営者に今更出会ったのであるから、その衝撃たるやハンパない。
ちょんまげ結って歩いているどころか、石斧を持って毛皮を着ているレベルであるから、スゲーの出てきたなと思った。

 

まず、残業が当然である職場のことを高収入と呼んでいる時点で、使用者としての自己都合が過ぎる。
時間外労働の賃金に割増を法で定めてあるのは、時間外労働を防ぐためであるから、労働法の意義をまったく理解できていない使用者であることが明らかである。
そして、仕事に見出すやりがいが何であるかは労働者の自由であり、やりがいを特定して押し付けている時点で、経営者としての器に大きな疑問を感じる。
そもそも、自分自身が自己犠牲を払うのは勝手であるが、他人にそれを強いることに抵抗を感じないのは、人として疑われるべきだとすら思える。
さらに、医療経営の専門性をこの期に及んで認識していないというのは、それが注目されているこの数年間、宇宙にいたのかという話になる。
経営者自身の専門性を理解できていないくらいであるから、診療放射線技師の専門性を理解できないのは不思議ではないが、もはや述べるまでもないことだろう。
何より問題なのは、経営は運営と社会をつなぐ窓であるから、窓が縄文では運営がいくら耐えたところで報われない未来が待っているであろうことだ。

 

私が医療経営管理士創設を提案していると知らない人とはいえ、ここまでコンプリートされると、ブログに掲載してほしいに違いないと理解するしかない。
ということで、スゲーの出てきた話として述べてみた。

次回に予定している内容であるが、今月中旬から新規案件の下準備に忙しく、こんなことを述べている場合ではないのが私の現在でもある。

 

もう、こういうのいらないんで、マジで。

 


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ピアスとちょんまげと医療経営管理士

私が高校生だった頃、若年層を中心にピアスが普及し始めた。
ほぼすべての高校がそれを禁止していただろうが、私の所属したバスケ部ではほとんどの者が早い段階でピアスホールを開けた。
ただ、私は授業中に耳たぶから血を流し続け、1週間後には自分が金属アレルギーであることを知ることにもなった。
それでも、樹脂を用いることでそれは定着し、それから数年後にピアスは一般的なアクセサリーとなった。

 

当時、ピアスホールから出てきた白い糸をひっぱると失明するという噂があったり、親からもらった身体に傷をつけるのは罰当たりだという声があったり、ピアスは社会的に受け入れられていなかった。
しかも、バスケ部員だけがやたらピアスを着けていたので、副顧問の女性教師がやめさせようとがんばっていた。
さすがに、ピアスホールから視神経が出てくると教師は言わなかったが、何の根拠も見当たらない話を散々聞かされ、私が思うことはいつも同じだった。
だったら、お前、ちょんまげ結って歩けよ。

 

相手が女性であることを考慮すれば、ちょんまげではないし、それにも良さがあるのはわかる。
だが、群れない自分が周りと同じくピアスをしたのは、自分自身が気に入っただけでなく、それが社会的に定着すると確信していたからだ。
つまり、時代の流れに逆らった話を聞かされることのめんどくささを言葉にすると、ちょんまげになったわけである。

 

感覚を言葉にするのは難しいが、ざっくり述べると、世の中には流れがあり、それに同期するものは長期的に存在し得る。
それに沿っていないものは、有用であっても短期間で消滅するか、乗れる流れが来るまで待機できなければ日の目を見ない。
また、流れはひとつでなく、様々な無数の波が共鳴したり打ち消しあったりするので、長期的に細部まで流れを読むことは極めて難しい。

 

私の感覚では、10年以上前に医療経営管理士が創設されていてもおかしくなかったので、そのうちに似たようなものが誕生すると思っていた。

しかし、動物看護師のほうが先に創設されたことに、私はひどく驚いた次第である。

それが入るべき穴はずっと空きっぱなしなので、そこから重要なものがダダ洩れし続けている。
そして、コロナ禍という大波がその穴から多くのものを流出させたことによって、世間一般にもその穴の影響が知れた状態である。

 

とりあえず、2040年頃に迎える医療需要のピークを前に働き手が急減し始めるのだから、医療経営管理士創設の提案をご覧になれば、多くの方がこれを早急に創設するべきだと感じられるだろう。

そして、医療業界の外で、様々な流れがこれに同期し始めていると私は感じている。
よって、医療経営管理士は必ず創設される。

 

ピアスと医療経営管理士とでは、そのものの性質も社会的影響力もまったく異なるが、ピアスがその在り様を変えず居座れたように、医療経営管理士創設の提案もまっすぐ進めば流れに乗る。
そして、私の役割は、これをまっすぐ進ませることである。

 

こういう具合なので、この期に及んで説教垂れてきたら、私の思うことはあの頃と同じだろう。
お前、ちょんまげ結って歩けよ。

 


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痣者のまえがき

私が現行の医療制度に大きな穴があると考えるようになったのは、今から25年前で技師1年目のことである。
つまり、医療を大して理解できていないうちから私はそれを認識し、それ以降様々な医療機関へ勤務しつつ、同じことを認識し続けることになったのだ。
結果的に、現行の医療制度に欠けているものが自分の認識と相違ないかを、25年かけて検証してきた。

とはいえ、そのために職場を転々としたわけではなく、それによって転々とさせられたと表現するほうが、私の体感に近い。
要するに、その穴によって起こる問題の影響を様々な形で私自身が受けてきたからこそ、延々と同じことを考えざるを得なかったのである。
そして、気付いたときには、国立・公的・民間、小~大規模、健診~救急など、一通りの医療機関に従事し、コロナ禍を見たことによって、その穴とそれを埋める方法を自分が発信しなければならないらしいと自覚するに至る。

ただ、自分のやりたいこと=医療経営管理士創設かといえば、少し違う。
誰かがやりたいと言うならやってもらってよく、これについては別途述べるつもりである。
私のやりたいことを厳密に述べれば、「今の医療制度は違う」と言うことだろう。
そして、違うと言うからには正解を提示すべきだろうから、医療経営管理士創設を提案している。

そのためだけに作った案としては秀逸すぎる気もするし、他に妥当と思われる案は見当たらない様相なので、創設したいと感じる方はどんどん動いていただいてよいようにも思える。


とりあえず、私は「今の医療制度は違う」と言いたい。


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「あなたの❤いいねが医療を変える」にある2つの意味 後編

Instagramトップの「あなたの❤いいねが医療を変える」には、2つの意味を込めている。
1つは、喉元過ぎれば熱さ忘れるとならぬよう、日本の医療へ望むものにいいねを押すことから始めていただきたいということ。
もう1つは、理不尽な環境で多忙に働く医療従事者への思いである。

 

医療機関は医療現場としてだけでなく、職場としても機能してこそ、安定的に持続できる。
そして、医療従事者を労働者として捉えるとき、使用者である医療経営者の果たすべき法的義務は、労働法を根拠として明確に存在する。
しかし、医療経営において権限を有している医師等は必ずしも法的知識に精通しておらず、自身も医療へ従事している状態では多忙を極める。
これをバックアップできる人材がいる医療機関は比較的円滑としても、法的知識の曖昧なままで多忙な医療現場を稼働させていると、医療従事者が酷使されがちになっても不思議ではない。

 

つまり、医療経営に確立されるべき専門性を欠いていることのみならず、医療現場を職場として成立させる人材の確保が、現行の日本の医療制度では担保されていないということも取り上げるべき状態である。
また、ごく一部の医療機関で起こる問題に制度改革をもって対応することに是非はあろうが、既に多くの医療機関が長らく抱える問題には制度をもって対策すべきだろう。

 

国家資格 医療経営管理士 創設の提案Ver.4.5では、労働問題のみならず、現行の医療制度では解決しがたい問題をいくつか取り上げている。
それらの共通点は、人手不足が深刻化していく中でも医療現場が安定的に稼働し、現代に求められるサービス性を実現するには、既存の国家資格だけでは極めて難しいと考えられることである。

 

おそらく、多くの医療従事者は現行の医療制度に限界を感じている。
しかし、具体的な問題点を見出せず、アクションに移すまでに至っていない。
そもそも、多忙な中で医療制度にまで思考を至らせるのは、容易いことではない。

 

そこで、現行の医療制度に疑問を感じる医療従事者には、いいねを押すことで変革への意思表示をしていただければと思うのである。
仮に、それがどのような案であっても、問題をクローズアップしていくことで人が集まれば、必ず次へとつながっていく。

 

私は、医療経営における法と医療倫理の遵守を担保し、医療従事者を守るため、国家資格 医療経営管理士の創設を提案している。
理不尽な環境下で多忙を極める医療従事者こそ、いいねという形で意思を表していただければと思う。

 


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「あなたの❤いいねが医療を変える」にある2つの意味 前編

Instagramトップのリール「あなたの❤いいねが医療を変える」には、2つの思いを込めている。

1つはタイトル通り、医療の方向性は国民の意思が集まってこそ変わっていくということ。
SNS上のいいねやフォローが個々の手間として些細でも、それが集まることで影響力が生まれ得る時代になっていることは、多くの方がご存じであろう。

 

コロナ禍によって露呈した医療の問題は、医療従事者の労働問題だけではない。
当初から感染対策やワクチン接種などの情報が錯綜し、日本の医療がリアルタイムに情報を発信する仕組みに欠けていることは明白であった。
また、政府が医療現場の状況を把握する上で、そのルートが迅速かつ柔軟に動いているとは言い難く、分科会の開催が数カ月置きであったことは医療制度と国民感覚との乖離を示唆した。
さらに、入院を要する妊婦が自宅療養となり胎児の命が失われたケースもあったことから、ベッドコントロールの重要性はより一層大きく認識された。

 

これらの共通点は、情報ルートが確立されておらず、地域や組織の垣根を跨いで継続的に稼働するサイクルを構築できていないことである。
しかも、医療の需要は都市部を中心にさらに高まっていくのであるから、ますます不足していく人材を含め医療資源を柔軟かつ最大限に有効活用することが求められているのである。

 

国家資格 医療経営管理士の創設は、労働問題の解決策でありつつ、継続的なサイクルを実現する体制の提案でもある。
広域で情報を共有し医療資源をコントロールしていくには、組織や地域に共通する軸の存在が必要不可欠となる。
これを成す人材が医療経営管理士であり、それらの垣根を跨いで動く組織が医療経営管理士会である。

 

今後、アフターコロナへ移行していく中で風化する問題もあるだろうが、パンデミックは必ず再来し、そのタイミングはこちらの状態に寄り添ってはくれない。
喉元過ぎれば熱さ忘れるとならぬよう、ぜひ、日本の医療に望むものへいいねを押すことから始めていただければと思う。

 

もう1つの意味は、後編で述べる。


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ブログを始める動機

私は、2022年9月から、Instagram(@mioko1111)で「国家資格 医療経営管理士 創設の提案」を周知している。

この案は、2022年初頭に行政機関とのやりとりの中で考案し、コロナ禍からアフターコロナへの変遷に伴って改良を続け、政策案としてはVer.4.5を、一般周知向けとしてはVer.5.5をひとまずの完成としている。

このブログで初めて医療経営管理士という言葉を目にされた方は、ぜひ、Instagramを参照いただきたい。(リンクは文末にあり。)

 

現時点、画像を用いてアピールするという職業(診療放射線技師)柄に合っているのか、同時に始めたTwitterがまったくもって不発であるにも係わらず、Instagramのフォロワーは7か月で5,000に届く様相で、大変ありがたい状況である。

そこでは、2度ほどコメントにて語ったことはあるが、Instagramの特性に合っていないように感じるので、基本的に長語りはしないようにしている。

Facebookにおいては、提案の動機や進捗を非公開で語ることもあるが、提案の周知とは別の目的で運用しているアカウントなので、申し訳なくも、提案開始後にいただいた友達申請は保留となっている状態でもある。

 

とりあえず、医療に関する問題を広く知っていただき、医療従事者含め多くの人が医療経営管理士創設という案を通して具体的に日本の医療を考えることにより、医療業界が変わるきっかけになればと思うわけである。

よって、変わった結果が医療経営管理士でなければならないとは思っていないが、医療経営管理士創設という案が、秀逸かつ問題解決に最も適合する正解と言える策であろうという自負もある。

 

そんな昨今、公共性あるべき医療の経営として論外と思えるような報道が続いている上に、世間がコロナ禍の次へと進む上で起こるであろう風化も鑑みると、長語りしないのも無理があるように思える次第。

ゆくゆく、医療経営管理士を考案するに至った経緯や活動の進捗なども、ブログで紹介していきたいとも考えている。

よろしければ、次回も引き続き、お付き合いいただければと思う。

 

みおきょうこ@診療放射線技師 @Instagram

https://www.instagram.com/mioko1111/